ナンジャラホイ。

the写真部のトイダ氏と朝から
中仙道落合宿の石畳の写真を撮りに出掛けた。
小雨ぱらつく中、現場に到着。
すぐに雨はやんだ。

苔むした石畳、雨上がりは滑って危険だった。

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しばらく歩くと廃業した茶屋が現れた。

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驚いたのはその茶屋の入り口に掲げられた
三度笠をかぶった男の看板

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「中乗り新三」?
誰やねんである。
その類か?
とりあえず写真だけ撮ってスルー。

我々はただ朝の新鮮な空気と緑を撮り
満足の時間を過ごした。

途中人里離れた一軒の民家で
洗濯物を干す奥さんを見ながら通り過ぎ、
わずかな間をもってトイダ氏は
「きれいな奥さんでしたね」
とつぶやく。
まったく同感の言葉に
「十代じゃわからない心境だな」
と返した。

清々しい朝と緑。
木々をつたうリス。
4匹の猿。
きれいな奥さん。
カメラをぶら下げた2匹のサル。

満足の中、家に辿り着いて撮った写真を眺めていると
目に止まったのは「中乗り新三」
ある民謡が頭をよぎる。

木曽のナー 中乗りさん
木曽の御岳(おんたけ)さんは ナンジャラホーイ

あー!この人の事だったのか!
で?何者?
という事で早速ウィキペディア、グーグル検索で
調べてみた結果。
全く関係ない事が判明。
映画にもなっているらしいが、何者かは
書かれていなかった。

民謡の中乗りさんは
昔、木曽の材木を木曽川に流す際の船頭さんみたいな人の事を
謡っているのが有力との事。

しかし何故あの茶屋にあの看板。
ナンジャラホイは深まるばかりであった。