明智町「ぎおん祭り」
車で40分、訪れた事は何度もあるが、お祭りで来たのは初めて。
人口5、6千人、大正、昭和の建物が残る小さな町。
それも最近よくある再現された古さじゃない、生粋の古さだ。
赤い提灯に照らされた町並は一層その古さを醸し出し、
怪しげで、幻想的でもあった。
一緒に行った仲間との会話の中で、「特に何かあるわけじゃない、
魅せ付けられる踊りがあるわけでもないが、むしろそこが良い。
生活の中のお祭りがそのままある」
町を歩いて、古いお店に入りビールを飲んで、外には通り過ぎる人の声、
おばさんがうちわをパタパタ。
ある意味本当の日本の大衆のお祭りでした。