娘には内緒で娘が所属する演劇部、夏の地区大会へ。
甲子園地方大会の高校演劇的な大会です。

電車で行きましたが、まず思いましたのは帽子や日傘無しで猛暑のなか歩くのは大変危険であると。会場までの残り100mは蜃気楼の向こうにあるようでした。
野菜の無人販売所で目が合った婆さんと暑いね暑いなと言葉を交わした事で意識を取り戻し、命からがらの到着。

さて会場の可児市文化創造センター小ホール。
完璧な小劇場でした。
なぜ、中津川市恵那市にはこんな箱が無いのか。
モヤモヤを抱えつつ中へ入りますと、後方に音響卓。
娘が卓で音の調整している。バレたらこの子に動揺を誘い、本番に影響してしまうぞとパンフレットで顔を隠し席をさがしたが、どこも丸見え。
2階席へ。
開始までずっと娘が作業している姿を見守り、胸が熱くなって泣きそうでした。
心の中では号泣だった。

保育園の時、初めての運動会で緊張して走る直前に泣いていた姿を思い出したり。
時が流れて泣きそうなのは私。無事に終わり、舞台としての感想はあれとしてミスなく役割りを完遂した姿に感激でした。

他校の舞台も彼らの楽しむ姿に胸を打たれたり、満足の高校演劇地方大会でした。

 

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