焼いてもらいに
牙一族のギタリスト、その他、ベーシスト、ピアニスト志望
ドラムもしっかり覚えて、将来的にトロンボーンも
吹きたいというオゼキさん宅へ
お邪魔しておりました。
DVDを焼いてもらっている間に、コーヒー、
ピザまで出てくるという、喫茶店みたいな部屋で
淡々と話しておりますと、
1年半前のとある送別会の話になり、
俺は呼ばれていないと、ショボンと
悲しい顔を彼はした。
その顔オレは見逃さなかった。
そんな訳は無いと
送別会幹事と、そのスタッフ2人に電話で問い合わせ
彼は夜勤だったということが判明
一件落着。
そして話題は次回のライブへ、
彼はピアノを弾くと宣言、
加えてオレに1～2曲ギターを弾けと強要して来た。
わかりましたと言ってしまったオレ。
その後ギター話をしてますと
なんとアコギをくれると言うではないか
結構いい奴と聞いていたが
なるほど、なんとも
ハートウォーミングな男、
スピッツは楓が一番で
コードも簡単と言い
教えてくれた。
頑張りますと伝え
彼の家を後にした。
するとメールが…。
アルコール依存症ギタリスト
コーイチからだ、
いつものBARで飲んでるからと、
うれしいお誘いだった。
よし！行こうと思い
財布を見たら300円ジャラジャラしか
ないじゃないか、
恥ずかしくてそんな事実を伝えられず
部屋に入り
スピッツの
楓を弾いてみた。
過去の恋を思い出し
胸がキュンとなつちまった。
