金魚坂第二部

午前中という事もあってかその時間帯店を任されていたのは
高校生であろう青年、無口でまじめに働いていた。

さて向かって右側へ足を踏み入れたワタクシでしたが、
目の前に現れたのは釣り堀?
そんな旗が立っているが、またどうゆう仕掛けか
水の中が深い紺色でよく見えない、微かに金魚が
泳いでいるのがわかる。

イメージ 1

釣り堀と言ってもやはり釣れるのは金魚なのである。
その奥に積み上げられた、コレは葉巻の箱であろうか?

イメージ 2


結構出ているのだろうか?
まあいい。
深ため息を吐きながら腰を下ろし前方のラミネートされた
張り紙に目をやった。

イメージ 3

どうやら店主お気に入りの高級金魚が逃げ出してしまったらしく、
それを釣り上げスタッフまで申し出てくれとの事。
お礼としてワンドリンクサービス(アルコールも可)
と書いてある。

店主は本気だ。
そして見返りはあまりにも庶民的。

どこまでもホットなネタを提供してくれるよ金魚坂。
そう思いながら、その横に張られたもう一枚の張り紙を
見た。


そこに書いてあった内容とは?



次回金魚坂

「大漁その果てに」

ご期待ください。